サマーセッション(日本語・日本文化研修)
同志社大学サマーセッションは、日本語・日本文化教育センターが提供する、2週間の短期プログラムです。
このプログラムでは「日本語」や「京都の伝統文化と生活」について学びます。
日本語の授業では、各技能を総合的に伸ばします。「京都の伝統文化と生活」では、古都・京都に伝わる京都の人々の生活や伝統文化について学びます。
各クラスは少人数で構成され、同志社大学・同志社女子大学の学生が文化の授業でのディスカッションに参加したり、日本語授業での学習サポートを行います。また、学生との交流イベントが行われます。
このプログラムでは「日本語」や「京都の伝統文化と生活」について学びます。
日本語の授業では、各技能を総合的に伸ばします。「京都の伝統文化と生活」では、古都・京都に伝わる京都の人々の生活や伝統文化について学びます。
各クラスは少人数で構成され、同志社大学・同志社女子大学の学生が文化の授業でのディスカッションに参加したり、日本語授業での学習サポートを行います。また、学生との交流イベントが行われます。
「同志社大学サマーセッション2023」開催報告
7月17日から7月28日にかけての2週間、「同志社大学サマーセッション2023」を実施しました。
今年もオンラインで開催し、韓国と中国から9名の参加がありました。
今年もオンラインで開催し、韓国と中国から9名の参加がありました。
授業は、「文法」「口頭表現」「読解」などの『日本語』と、「関西弁講座」「禅文化」」などの『京都の伝統文化と生活』で構成され、伝統文化をさらに深く学ぶことを目的に、3名のゲストスピーカーを招いての特別講義(金剛山宝満寺(神戸市)の住職、亀山博一和尚様による「坐禅体験」、小紋研究家で京都の呉服屋・小紋屋高田勝主人でもある高田啓史様による「日本のきもの文化」、西陣くらしの美術館 冨田屋第13代目当主である田中峰子様による「京町家~京の春夏秋冬」)も実施しました。受講生は全員、2週間におよぶプログラムに欠席することなく参加し、成果発表会では学びの集大成として各々が選んだテーマでプレゼンテーションを行いました。
期間中、本学学生22名もボランティアとして授業に参加し、学習サポートとして会話練習などに加わりました。また、ボランティア学生を交えて折り紙でのうちわ作りを通した文化交流も実施しました。学生たちはそれぞれに趣向を凝らしてデコレーションした作品を見せ合い、折り紙を通した交流のひと時を満喫していました。その他にも、ボランティア学生主導のフリートークなど学生同士の交流の場を楽しんでいました。
全日程終了後に受講生から寄せられたアンケートには、「京町家の暮らしの授業から『日本人の心』について学んだ」「きものの授業から、きものは堅苦しいものではなく、自由な発想で四季折々の色柄や素材を楽しめる衣服だと知った」「坐禅の授業では坐り方と呼吸法を習い、心に『禅』を感じる体験ができた」などの感想がありました。さらに「異なる文化を学ぶことは、その国をより理解しお互いを尊重することにつながる」という感想も聞かれました。
「京都の伝統文化と生活」の授業により、受講生に新たな発見があればと考えていましたが、それ以上の学びがあったようです。日本語授業については、「先生方の綿密な授業計画と優れた授業力のおかげで、オンラインながらも集中して受講できた」、「成果発表会は緊張したが、無事にやり遂げられた」という感想が寄せられました。サマーセッションでの学びを踏まえて多くの人の前で発表をしたことで、受講生の達成感も大きかったと思われます。
期間中、本学学生22名もボランティアとして授業に参加し、学習サポートとして会話練習などに加わりました。また、ボランティア学生を交えて折り紙でのうちわ作りを通した文化交流も実施しました。学生たちはそれぞれに趣向を凝らしてデコレーションした作品を見せ合い、折り紙を通した交流のひと時を満喫していました。その他にも、ボランティア学生主導のフリートークなど学生同士の交流の場を楽しんでいました。
全日程終了後に受講生から寄せられたアンケートには、「京町家の暮らしの授業から『日本人の心』について学んだ」「きものの授業から、きものは堅苦しいものではなく、自由な発想で四季折々の色柄や素材を楽しめる衣服だと知った」「坐禅の授業では坐り方と呼吸法を習い、心に『禅』を感じる体験ができた」などの感想がありました。さらに「異なる文化を学ぶことは、その国をより理解しお互いを尊重することにつながる」という感想も聞かれました。
「京都の伝統文化と生活」の授業により、受講生に新たな発見があればと考えていましたが、それ以上の学びがあったようです。日本語授業については、「先生方の綿密な授業計画と優れた授業力のおかげで、オンラインながらも集中して受講できた」、「成果発表会は緊張したが、無事にやり遂げられた」という感想が寄せられました。サマーセッションでの学びを踏まえて多くの人の前で発表をしたことで、受講生の達成感も大きかったと思われます。
来年度のサマーセッションについて、「対面で実施されるなら、ぜひ参加して本物の京都を味わいたい」と、対面実施を希望する声が多くありました。日本語・日本文化教育センターでは、今後も受講生の希望に応えられる充実したプログラムを計画したいと考えています。